年功序列崩壊！転職「未経験」がリスクである3つの理由

転職なんて、リスクだし
せっかく就職したんだから、長く働けた方がいいよ

え？
トヨタや経団連が「終身雇用はもう無理！」って
言っているんだよ？

うん？　だから？

大企業で相次いで早期退職募集をかける時代だ。
加えて、今、コロナ禍が蔓延している。
従業員のことより、会社の存続の危機だ。
いつ君が肩たたき(クビ)を言われるかわからないんだよ？

え？　あ、確かに！
どうしよう？

終身雇用が終わりを迎えたと、トヨタや経団連が認めた昨今、「転職」をしないリスクについてみてみましょう。
肩を叩かれてから「あ、どうしよう？」では遅いのです。

「転職＝悪」ではない、むしろ「転職未経験＝リスク」の時代到来
転職経験がない＝リスクと判断される理由
転職活動をしても簡単に見つからない？はウソ？
まとめ　30代までに転職は経験しておこう

「転職＝悪」ではない、むしろ「転職未経験＝リスク」の時代到来

終身雇用が終焉を迎えたと言われる今、同じ会社にい続けることが「良い」時代ではなくなってきました。
大手企業でも、ソニーのようにいつダメになるかわかりません。
逆に、人手不足や転職市場が活発化により、「転職＝悪」の雰囲気は消えました。

むしろ、若いうちに転職を経験しておかないと、30代〜40代になってから転職が難しくなるかもしれないリスクを背負うことになります。
いえ、本当に検討してください。何があって転職しないといけなくなるか、本当にわからないですから。
実際私は、コロナで会社が傾き、やも得なく転職を2回余儀なくしましたので。（現状最後の転職をした時のまとめは「コロナ禍と企業のコスト減、プロジェクト終焉による9回目の転職」にて書きました。）

若いうちに経験しておこう！
歳をとると、案外頭が硬くなっているよ

転職経験がない＝リスクと判断される理由

①違う環境に適応できるかわからない

業界や会社には、独自の文化ややり方があります。
転職というのは、新しい環境に身を置くこと。
転職経験があり、実績を出している人は、新しい環境でも仕事ができるという実績の証明となるのです。
転職者は、柔軟性を持って新しい環境や人間関係に慣れなければなりません。
長い間1つの会社にいると、慣れてしまい、新しい環境に適応するが難しい人が多いのです。
実際、転職を9回（コロナ禍が理由ですが、1年経たずにアラフォーでも再転職）も、慣れると様々な企業を知っているので喜ばれます。

②積極的ではない人、と判断される

会社に長い間いると、新しいことに挑戦せずとも業務が可能です。
わざわざ辛い思いをしなくても、今の仕事に慣れていると楽ですから。
ただしそれは、自主的に新しい挑戦をする環境に身を置こうとしない、意欲的ではない、ということ。
積極性がない、と判断されても仕方がないでしょう。

③若いと柔軟に受け入れられる　年齢がいくほど疑問を持たれる

ベンチャーに若い人が多く、50代の労働者はあまり見かけないと思います。
なぜなら、経験を積むごとにリスクを知ってしまいます。
結果、リスクヘッジをして挑戦より「やらないこと」を選びがちです。
経験がないからこそ、飛び込む勇気が出るのでしょう。
身に覚え、ありませんか？

バンジージャンプに挑戦する勇気はないね、この歳になると。
みたいな。

転職活動をしても簡単に見つからない？はウソ？

「縁」があれば、すぐ決まります。
私の最速で転職先が決まった期間は、会社を紹介されてから10日です。
書類選考、面接は2回。結果連絡まで10日。前職に勤めながら、スイスイ進みました。

決まらないのは、自分を高評価しすぎたり、えり好みしているから。
もしくは自分の希望が経験にミスマッチであるか。
自己分析は、しっかりすることをすすめます。
→自己分析って何？　〜時間を無駄にしたくない転職者向け〜

まとめ　30代までに転職は経験しておこう

自分の価値を高めるため、柔軟な頭と心を持っている間に、一度転職は経験しておきましょう。
歳をとってから、「あ、今から新しいことをはじめたい！」と思っても、身動きは取りにくいことが多いです。あと、案外自分の会社を客観視できるようになって、今の仕事についてもっと真摯になれます。